ほそぼそと生活する

旅行先のことや好きな映画のことを語ります。

【映画感想】女子高生に殺されたい

アマプラを覗いておりましたら、
興味深いタイトルの映画があったので観てみました。


異常性癖を持つ教師とその願望


オートアサシノフィリア(人に殺されたいという欲求を持つ異常性癖)
を持つ主人公が、それを実行する為に教師となる。


少しネタバレは控えめで書いておきますが、
ストーリーとしてはところどころ真意が後から解明していくような、
謎解きではありませんが、そういった部分を持ち合わせています。
それがいったい何なのか、どういった意味を持つのかを観ていくのも
この映画の面白さの一つかと思います。


最後の最後まで展開が予想できない部分があり
誰がどういった行動をとるのか読めないところもまた楽しいですね。



何故かと言われるとわかりませんが、
こういう映画を観ると、それが異常だったとしても
最後までそれを成し遂げてほしいと思ってみてしまう自分がいます。


自分に想像しえないものを観たいんでしょうね。


キャスティング

この話は漫画が原作となっているようですが、
キャスティングに関して高評価が多いようです。


田中圭さん演じる狂気の役は確かにハマっているように見えますね。
哀愁しんでれらを思い出しました。
あの映画も個人的にはとても好きです。
キーパーソンとなるあの子の、美しくて殺意を思わせる目もとても良かった。


おわりに

少しさっぱりとした感想になってしまいましたが、
結論から申し上げますと少し釈然としない部分があり
とても良かった!と手放しで言える気持ちにはあまりなっていません。


映画という限られた時間の中で
登場人物の深層心理を表すには限界があるのでしょうが、
もう少し主人公の心情を深堀り出来たら、と感じました。
私が読み取れていないと言われればそれまでですが…


しかし興味深い作品だったのは事実です。
みなさまも是非に。